2017年2月11日(土)に開催された、第三回 若松CSの結果報告です。


wakamatsu CS3rd



 はじめましての方、はじめまして。当大会運営を務めさせていただきました、のすけと申します。なにかと至らない点多々見受けられたものと思われますが、大きな問題も滞りもなく進行できたのは皆様の協力おかげです。心よりお礼申し上げます。




















 早、第三回開催となる今回。生憎の天候もあってか、参加総数は19名。中には前大会の覇者やランク1位の姿もある。前回から約1ヶ月。プールやレギュレーションにいくつかの変容を得て、会津環境はどのように変化したのだろうか。まずはアーキタイプ集計を見ていこう。

第三回 若松CS アーキタイプ一覧

4 ドギラゴン剣 (5色2、赤緑1、赤黒白緑1)
4 モルトNEXT
2 ミラダンテⅫ
2 5色コントロール
1 ドロマーハンデス
1 デッドゾーン
1 白刃鬼
1 オボロセカンド
1 赤単侵略
1 ガネージャービート
1 クローシスビート



 初開催以来、変わらぬ勢いを持つのはドギラゴン剣。中でも前大会にてタイトルを獲得した5色型が好まれた。そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで台頭し始めたのはモルトNEXT。時期的に今回が最後となるスクランブルマナロックのギミックもあり、前回、前々回の使用者1以下からの躍進。ビート系統の対抗馬としてのミラダンテⅫも、変わらぬ人気を見せる。ビートダウンが過半数を占める一方、5色コントロールやドロマーハンデスなどのコントロール系統も一定数参陣。安易な攻勢を許さない。少数使用の中にも一時期を築いたガネージャービートや赤単侵略などの変速ビート。俗に言う地雷として、オボロセカンドやクローシスビートなども、読みの向こう側からの狙撃を狙う。

 先月末に新殿堂レギュレーションが発表され、すでに殿堂解除が施行された。それを嫌気してか、前回開催時に多くのシェアを獲得していたデッドゾーン系統は、鳴りを潜めた。前回の結果を踏まえると今回のモルトNEXTの増加は、選択としては順当と言える。また、殿堂解除を受けて、直近の店舗公認では紅蓮ゾルゲが増加傾向にあったが、選択した者は一人もいなかった。

 また、今回はサブイベントとして、2月26日施行の殿堂レギュレーションにてトーナメントを開催。マナロックの枠に鬼セブンを搭載したモルトNEXTや、サイコの欠如を軽量ハンデスとコントロールへの完全シフトで補った青黒デッドゾーン。ややハイランダー気味に組まれた5Cドギラゴン剣や刃鬼などの新環境への創意工夫が多数出現。結果、モルトNEXTのリペア型が勝利を収めた。

 それでは、メイントーナメントの準決勝以降のカバレッジに移っていこうと思う。



準決勝 しとろん vs タカ

 準決勝第一試合は前大会の覇者、しとろん。再び5Cドギラゴン剣を携え、決勝へと王手を掛ける。対するは現在ランク5位のタカ。《超戦龍覇 モルトNEXT》を使い、前回超えることの叶わなかった準決勝の舞台に立つ。

 好調な滑り出しを見せたのはタカ。《スクランブル・チェンジ》からの《メガ・マナロックドラゴン》のアタックで、しとろんのマナをすべて縛る。続くターン、再度アタックによりしとろんの5Cを機能停止に持ち込むが、これは武装を達成した《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》によって除去される。

 規制以前のモルトNEXTにおける、考え得るかぎり最高の動きを見せたタカ。だが、《ダークライフ》により機先を制していたことで、しとろんの受けが間に合った。そしてこの受けは、喉元に届き得ることも両名は知っている。

 続くターン、しとろんのマナはまだ起きない。攻防を変換する《蒼き団長 ドギラゴン剣》へのチェンジは行われず、ターンが渡される。しとろんの盾はまだ1枚残っており、相手の盤面が0である以上、ブラッキオや各種STによるカウンターは十分に有り得る。加えて、戦場にブラッキオが存在するかぎり、モルトNEXTの超過打点はジャストキルに収まる。

 最後の一打となるタカがプレイしたカードは、スクランブルチェンジ。しとろんに苦悶が浮かぶ。ここでマナロックを召喚されれば、再び溜めのターンへと陥る。しかし、続いてタカがプレイしたカードは、《仰天無双 鬼セブン「勝」》。確率の上に成り立つ、溜めも許さぬ攻勢に出たのだ。アタックと同時に選ばれた盾から現れたのは、スピードアタッカー、《次元龍覇 グレンモルト「覇」》。しとろんの最後の盾にSTはなく、覇のダイレクトアタックが決まった。

タカ、決勝進出。



準決勝 ナツメグ vs 店長

 オボロセカンドを使用して、準決勝の卓に座るのはナツメグ。第一回開催の覇者であり、現在ランク1位。対するは本大会の協賛店「おもちゃ屋本舗会津千石店」の店長こと、店長。職務と調整を同時にこなし練り上げたモルトNEXTで、準決勝の舞台に向かう。

 《月光電人オボロカゲロウ》によりハンドを整えるナツメグ。続く店長は、《メンデルスゾーン》によりマナを2枚伸ばした。互いに好調な動きで序盤を迎える。

 ナツメグはオボロカゲロウを《プラチナ・ワルスラS》に進化させ、攻勢に出る。続くターン、店長はスクランブルチェンジをプレイ。マナロックを召喚し、《
FORBIDDEN STAR》の封印をひとつ外す。アタックと合わせてナツメグのマナをすべて縛り、同時にワルスラを除去。行動の択を奪う。

 店長の構築にはNEXTのみならず、ドギラゴン剣、リュウセイジアースが最大数投入されており、スクランブルチェンジの枚数にも妥協がない。ビートダウンには盾からのリソースを利用して、スクランブルチェンジを絡めたカウンター。コントロールには各種ドラグナーからの革命チェンジによる過剰打点形成や、ドルマゲドンXで締める隙の少ない構築をしている。対するナツメグのオボロセカンドは所謂”初見殺し”。地雷の中では割と「名の知れた」地雷でもある。オボロのドロー効果からの《天災超邪 クロスファイア2nd》早期着地を軸に、豊富なハンド回転で優位に立ち回るビートダウン。故に5文明を揃える何かしらのギミックがあるのは明らかで、この時点で2色しかないのは、店長からしたら少々気に掛かるファクターだったかもしれない。

 マナチャージのみでターンが返ると、店長のマナロックはドギラゴン剣へと変わる。ファイナル革命で《リュウセイ・ジアース》が呼び出され、致死打点が揃う。情報の少ないなか、マナゾーンと場を制圧しながらの早期決戦は最適解と言える。

 ナツメグのシールドから現れたのは《霊騎秘宝ヒャックメー》。効果で捨てられた手札には《斬隠蒼頭龍バイケン》。ジアースを手札に戻す。さらに残りのブレイクで、《週末の時計ザ・クロック》。有無を言わさずナツメグのターンが訪れると、盤面には5打点が揃っている。バイケンとクロックで店長の盾を削り切り、ヒャックメーのダイレクトアタック。少し間をおいて店長のハンドから切られたのは、革命0トリガー《ボルシャック・ドギラゴン》。ナツメグの盾は残り1枚であり、このターンで詰めなければ先刻のジアースと合わせた打点で、勝負が決まりかねない。祈りながらゆっくりと捲られたデッキトップは

《スクランブル・チェンジ》

ナツメグ、決勝進出。



3位決定戦 しとろん vs 店長

 第三回開催も残すところ、あと二試合。3位決定戦は、前大会覇者と開催店店長の対決。

 《フェアリー火の子祭》で2ターンに渡りマナを伸ばした店長。対するしとろんは、ダークライフでマナ武装を達成させる。続くターン、店長はモルトNEXTをプレイ。ブラッキオを警戒してか、《爆熱天守 バトライ閣》を立てて、ターンを返す。しとろんは《嘘と盗みのエンターテイナー》を召喚。各種クリーチャートリガーとバトライ閣を牽制し、攻勢の機会を窺う。が、続いて店長がプレイしたマナロックにより、次ターンは行動不能になる。エンターテイナーがいるため、店長も思うような展開ができず膠着。しかしながら、毎ターンコマンドドラゴンを召喚し、着実にFORBIDDEN STARの封印を解いていく。マナロックの返しに店長のジアースが召喚されると、いよいよ封印はあと一つとなった。ブラッキオでのカウンターを警戒しターンが返ると、ようやくしとろんのマナが使用可能になる。

 しとろんは《絶叫の悪魔龍イーヴィルヒート》を召喚。効果で墓地のブラッキオを回収し、革命チェンジによりドギラゴン剣を着地させる。ファイナル革命により《Mの悪魔龍リンネビーナス》を呼び出し、その効果で墓地の《音精ラフルル》を蘇生。店長のシールドからはバトクロスが捲れたが、エンターテイナーにより効果発動前に破壊される。しかし、この召喚をトリガーにFORBIDDEN STARの最後の封印が剥がれ、ドルマゲドンXへと禁断爆発。しとろんの盤面が封印され、ターンが返る。

 続くターン、店長の場には11打点とバトライ閣が並び、ジアースを召喚し打点を増す。さらにジアースのアタック時、革命チェンジを宣言。ドギラゴン剣とジアースが並ぶと5枚の盾に対し、15打点が用意された。1,2枚のブラッキオでは解答にならない数に、頼みの綱は《アルカディアスパーク》かと思われた。ドギラゴン剣の1枚目のブレイクをトリガーに、しとろんはブラッキオをプレイ。ドルマゲドンXを対象に取る。ドルマゲドンXは除去置換効果を持っているため、一見悪手に見えるこの選択だが、しとろんの手札に3枚のブラッキオがある場合、勝利が確定する。

 2枚目のブレイク。ストライクバック、デッドブラッキオ。ドルマゲドンXが対象に取られ、禁断コアがすべて取り除かれた。続く3ブレイク目を墓地に置くと、3体のデッドブラッキオが戦場に到達した。



第三回 若松CS 3位 しとろん 「5Cドギラゴン剣」
3位

第三回 若松CS 4位 店長 「モルトNEXT」
4位



 トーナメント4回戦の覇がついに決する。決勝戦の様子は是非、動画にてご覧いただきたい。(※BGMあり)












第三回 若松CS 1位 ナツメグ 「オボロセカンド」
1位


第三回 若松CS 2位 タカ 「モルトNEXT」
2位2



 栄えある、第三回 若松CSの優勝はナツメグ氏と「オボロセカンド」 でした。おめでとうございます。

 以下、現在の累計DPランキングです。※()内は賞品交換に使用可能なDPになります。※「 / 」は大会参加数になります。


1位 1800DP ナツメグ (0) 2/3
2位 1200DP しとろん (400) 2/3
3位 1000DP タカ (1000) 3/3
4位 800DP せい (0) 3/3
5位 600DP みっつう (600) 2/3
5位 600DP オクト (600) 3/3
6位 500DP せーや@エリス教徒 (500) 1/3 
7位 以下同率


 上位者につきましては、次回開催参加の際は昇順にて一回戦の優先シード権が与えられます。

 この度、本大会に参加していただいたすべての方々に、感謝を。ありがとうございました。次回開催は3月11日(土)に同店舗で予定しております。エントリーは2月19日(日)より開始予定です。長文乱文失礼しました。